#2 何故、生後2~3週間までに撮る?
そもそも、なぜニューボーンフォトは生後3週間までと言われているのでしょうか?
それは…
生後2〜3週間くらいまでは赤ちゃんが本当によく眠ってくれる時期で、なおかつ、ついこの間までママのお腹の中にいたのもですから、可愛らしい丸みを帯びたポーズができる!からなのです。
【魔の3週目】という言葉をお聞きになったことはありますか?
なにも怖がらせるつもりはないのですが『魔』と付くと怖いですよね 笑
生後3週間頃に始まる、理由がよくわからず赤ちゃんがよくグズッて泣いたりする時期の事を、魔の3週目と言います。
私たちの次女と三女の時はなかったのですが、長女の”魔の3週目”は結構大変でした…
忘れもしない魔の3週目の始まりの日…
夕方5時ごろに長女が泣いて起きたので、オムツを替えて、おっぱいをあげました。
その内に、腕の中で寝始めたので「おっ。お腹いっぱいになったからもういいかな」と思い、おっぱいを外し、ベッドに移動させ、置こうとすると…
うぎゃーーっと泣いて起きてしまいました。
「あれ?まだ飲み足りなかったかな?」と思い、またおっぱいをあげてみましたが、すぐ飲む仕草も止まり、目をつむったので、再びベッドに置こうとすると、また、
うぎゃーーーーーー!
”ベッドに置いたから泣く” ”体が私から離れると泣く” の両方の感じもありましたが、ずっと抱いているわけにもいかないので、何度も何度も「おっぱい → 寝る → ベッド」を繰り返してみました。
でもやっぱり、置こうとすると泣くのです。
それを、夕方の5時から夜中の1時までの8時間おっぱいをあげ続け、抱き続け、あやし続けました。
もう、どうしていいのかわからず…
出産時の体の痛みが少しづつ消えてきた時期に、8時間も抱いておっぱいをあげてれば、腕はしびれてくるし…
ほぼ上半身裸の状態でい続けていたので寒かったし…
授乳クッションを使ってはいたものの、まだ授乳の仕方も慣れていない私は肩ばかりに力が入っていたのかもしれません。
私の疲労はピークだったと思います…
何故、赤ちゃんが泣いているのか本当に訳が分からないので、
途方に暮れて、私も泣きました。
3人の新生児期の子育てを終えて今振りかえると、原因は色々あったなっと感じています。
そして、「あーすればよかった。こうすれば楽だったのにな」とも。
(この日何故泣き止まなかったのか?の理由は<おっぱいの話 ~長女!魔の3週目!>に続きを書きます)
魔の3週目とは…
産後ママの疲れもピーク時期で、
『おっぱい飲んで寝る。起きたらおむつ変えて、またおっぱい!』のような単純なルーティーンだけではなくなった、一歩ステップアップした赤ちゃんの成長時期が重なる過渡期なんだと思います。
生まれた瞬間から凄まじい勢いで成長をする赤ちゃんなので日々めまぐるしく成長していますが、生後3週間頃には筋力もかなりついてくるので腕や足もたくさん動かせるようになり、また視覚、聴覚、触覚などで感じたことに対して大きく反応できるようになります。
ニューボーンフォトの撮影は赤ちゃんが寝ている間に、ポージング、セッティングをし、むしろそこに時間をかけて、珠玉の一枚を撮るという撮影スタイルになります。
ですので、赤ちゃんが途中で起きたり動いてしまうと撮影が止まってしまい最後まで撮り終えるのに一苦労ということになるのです。
撮影自体に赤ちゃんへの負担はまったくありませんが、それでもやはり撮影時間が意味もなく長くなってしまってはよくありません。
ただ、この「生後3週間」という線引き、
難しいのが、赤ちゃん自身がお腹のなかでどれだけ成長したのか、ということにも影響してくるようです。
ですので、この「生後3週間」という線引きはあくまでも目安ではあります。
生後1週間で撮影をしても、驚くほど動く赤ちゃんもいます。
逆に生後三週間でも微動だにしない赤ちゃんもいます(笑)
ですから、あくまでも目安ではありますが、
【魔の3週目】に入る前、生後2週間前後が、
ニューボーンフォトを撮りやすい!!
っという理由なのです。
これは欧米含め、世界的な基準になりつつあるんじゃないでしょうか。
こういった理由から、「ニューボーンフォトは生後3週間までに撮ろう!」
っと私たちはおススメするのです☆
”魔の3週目”については結構エピソードありそうなので、
『"魔の3週目" 私はこう乗り切った!!』や『おっぱいの話~長女・魔の3週目~』など
を幾つかの回に分けて、私がどのように3人の新生児期の子育てを切り抜けたかをご紹介しようと思います。
では、また次回。
ニューボーンフォト出張撮影 Baby+Simple 西島マリ
東京町田・川崎新百合ヶ丘を拠点に、横浜/藤沢/相模原/八王子/東京23区へも出張致します。