#3 フォトグラファーの選び方ってどうすればいいの?

最近、注目を浴びだしたニューボーンフォト。
アメリカで始まり、確立しだして十余年。
日本で広まりだして、まだ数年。
ですが、インターネットで検索すればたくさんのニューボーンフォト撮影会社、個人フォトグラファーがいっぱいいます。

どうやって選べばいいんでしょうか?

値段が安いところ?
カット数が多いところ?
印刷物が付くか、付かないか?

でも、それだけではなく、フォトグラファーの作風をもう少し判断材料の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

フィルム時代とは違って今は撮影後、撮影時間の2〜3倍の時間をかけて編集作業をして写真は出来上がります。
色の加減を調整したり、明暗のバランスを調整することですね。
同じ写真を撮っても、編集ひとつでがらりと雰囲気が変わります。
そのフォトグラファーの作風が出ます。

その雰囲気・作風が、あなたは好きかどうか?で選ぶのです。

ニューボーンフォトは記念撮影の1つかもしれませんが、私たちを含め、たくさんのニューボーンフォトグラファーは【生まれたての神秘的な姿を残せるアート作品】だと考えています。

撮影後、「この部屋にこんな写真を飾りたい」と思える、あなたの大好きな作風のフォトグラファーを見つけてください。
ずっとずっと残るものですから、それがなによりも一番大切です。

ですから、そのフォトグラファーの今までの作品履歴はとっても重要です!!

色んなタイプのフォトグラファーの作風を見比べて「ここだ!」と自分の直感で選ぶと、失敗せず、大満足のニューボーンフォトが残せるのではないでしょうか?

だって、我が子の「生後3週間」は1回きりですからね!


そして、もうひとつ!
今度は、ニューボーンフォトだからこそ、選ぶ基準に入ってくる《信頼度》です。

どこが、信頼できる人たちなのか?の見極め方ですね。

短い時間ではありますが、生まれたての大事な我が子をその日会った人に託すわけですから、赤ちゃんの扱いができる人じゃなければ心配ですよね。

そういった点では、やはりフォトグラファーもしくはアシスタント自身が、既に子育て中のパパやママであることはとても重要なことだと思います。
子育ての酸いも甘いも経験していらっしゃるので、お互いの出産話・経験談を話し合って楽しい時間になると思います。
そして、フォトグラファーやアシスタント自身がパパさんママさんなので新生児のお世話の仕方なんかも教えてくれるでしょう!

そして、「時間制限があるところ」、「1日に何組も撮影を受付けているところ」は絶対におススメしません。やめた方がいいと思います。
ニューボーンフォトの撮影は赤ちゃんが寝ている間に、ポージング、セッティングをし、珠玉の一枚を撮るという撮影スタイルになりますので、時間制限があるところは論外です。
赤ちゃんはロボットでもなく、人間です。
寝たい時もあれば、起きたい時もあります。
赤ちゃんが撮影するタイミングにもし寝なかったら、チャリンチャリンっとただ課金だけされてしまう…
もしくは、赤ちゃんが起きているにもかかわらず強行突破で撮影を続行し、バタバタと暴れて、衣装やセットが崩れているところを仕方なく撮る…
っといった、悲惨な写真を撮らなければいけません。
せっかく楽しみにしていた撮影なのに…

まとめると…
・カメラマンやアシスタント自身が、既に子育て経験をされたパパやママ
・撮影の時間制限をしない
・無理のない予約件数を設定しているところ

が、同業者の私でも「あ。この人は信用できるフォトグラファーさんだな!」っと感じる、チェックポイントです。
是非、参考にしてみて下さい。

では、また次回!

ニューボーンフォト出張撮影 Baby+Simple 西島マリ
東京町田・川崎新百合ヶ丘を拠点に、横浜/藤沢/相模原/八王子/東京23区へも出張致します。